ねずみは、ゴキブリやシロアリと同様に、家の中に発生したら早めに対処しなければならないものです。では、ねずみ駆除の前に、ねずみによって発生する被害を確認しておきます。ねずみは、コードをかじって漏電させたり、家の柱などをかじって傷をつけてしまいます。さらに怖い被害として、ねずみやねずみの巣には吸血性のダニが発生しており、それらがねずみの巣から家全体へ繁殖してしまう危険性があるのです。イエダニと呼ばれているダニですが、人間へも被害を及ぼすことから、ねずみが住み着いていることによる被害の深刻さが分かります。また、なによりも家にねずみが住み着いているという心理的なストレスと恐怖感が最も大きな被害かもしれません。
ねずみ駆除は、自分でできるのでしょうか。ねずみ駆除のための様々なアイテムが発売されており、どれも適切な使用で、想定される状況に合っていれば一定の成果を上げることができます。しかし、抜本的な解決のためには専門のねずみ駆除業者への依頼が最も有効です。専門業者は、経験と実績だけでなく、ねずみの生態や習性などに関する知識も豊富です。過去に多くの事例を経験しているため、あなたの家の被害の場所や程度などを見て、有効な対策を検討することができます。無事に駆除が成功した後は、その後の侵入防止策を講じることになります。なにもしないと再度の侵入を許してしまう可能性が高いため、専門業者へ相談し、必ず対策を講じましょう。
蜂の退治をしたとしても、そこの環境を改善させない限り来年も営巣してしまう可能性があります。そのため、来年の春までに生ゴミや果実の処理を行ったり、フェイクネストを設置することで蜂が巣を作りにくくする環境にすることが大切です。
自分で害虫を駆除できないときは、害虫駆除の経験が豊富でアフターサービスがしっかりしている、専門業者に依頼すると確実に駆除してくれます。また、ホームセンターで売られている害虫駆除剤には、スプレータイプ・くん煙タイプ・粘着シートなど、様々な種類があるのです。
ハクビシンやアライグマといった害獣が家の近くに住み着いたときは、専門の害獣駆除業者に頼めば、安全で確実に駆除してくれます。これらの動物は外来生物と呼ばれていますが、特定外来生物に指定されているアライグマとされていないハクビシンでは、駆除や扱い方が違うのです。